手を使い、楽しみながら考える それが脳を刺激する!
デジタル化が急速に進み、便利になればなるほど、私たちはその恩恵を受けてきました。しかしいっぽうで、脳はどんどん退化していきます。
それを食い止めるために必要になってくるのは、人類の進化から考えても、手を使って考える力です。これを私は「手考力」と名付けました。手を使いながら試行錯誤することで体験と知識が結びつき、算数の解き方をただ「覚える」のではなく、「わかる」ようになります。そして、楽しみながら続けていくと、自分で「できる」に変わるのです。
本書の折り紙あそびでは、手考力を養う5つの力が身につきます。手を動かして楽しみながら、算数を学んでいきましょう。 (「はじめに」より)